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rulezpeeps / designer マロンの日々想ふコト。

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命を守る繊維。

今日は西高東低の冬型。
数日前はTシャツでOKだったここ鴨川もぐっと冷え込んできました。
初冠雪が多方面から聞こえてきましたね。
スノーシーズンもあとわずか。浮き足立ってきました。
僕は今年、ドライスーツを作ったのでテストしなくてはいけません。(立派な義務感)
それとアンバサダーのニセコに住んでいるSHINOちゃんや秋田のディーラーさん達は真冬でもスノー&サーフしています。そんな暮らしをほんの少しだけ垣間見れればいいなと思ってます。
僕の頭の中の妄想としては
パウダースノー  → 優しいポイントブレイク → 鍋かカニ おいしいお酒 → 温泉 →最高!
こんな感じですが。
でも考えれば考えるほど、ドルフィンとか無理ですから。絶対嫌です。笑
オンショアの頭オーバーとか拒絶しますから。
冬でもブーツをはくかどうかの南国もやしっ子がはたして大丈夫なんでしょうか?
度胸と根性を試されるのでしょうか。。。。。。それとも楽園を経験できるでしょうか。

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ところで、これからの季節は雪山や海に行くのもウエアのチョイスが重要ですね。
なにせ寒かったら風邪ひいちゃいます。具合悪くなっちゃいます。
先日、繊維の学者レベルの染工場の社長とお話をしました。
その方はかなりの研究をしている超絶オタク的知識の持ち主なんです。
その方の部屋(社長室)はまるで理科の実験室のような部屋でした。
そんな方が面白い目から鱗な話をしてくれました。

すでにアウトドアでは認識の高い「ウールの有用性」ですが、実は本質的な事はあまり知られていません。
「なぜ?そんなにウールがいいのか?」。。 なぜ夏でも冬でもいいのか?そんな単純で本質に迫る疑問。構造や機能はわかるけど。
超絶オタク博士にとってはそんなのなぜわからないの?ぐらいの事なんですが。
その博士は待ってましたの一言。。「そんなの当たり前ですよ。毛は皮膚の一部でヒツジは外からの菌や温度から命を守る一番最初の砦ですよ」 と。「シルクだってそうですよ。マユは蚕さんがサナギになって快適に暮らすために言ってみれば室内環境を一定に保ち、外からくる菌や湿気から守ってくれているんです。カビも生えないでしょ」。おー なるほど! そりゃそうだ。
これは例えばポリエステルやナイロンなどのいわゆる合繊では絶対にできない事なんです。
ウールやシルクのような複雑な構造は絶対にできません。

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僕の尊敬する建築家、フンデルト・ヴァッサーは「洋服は第二の皮膚」といいます。「家は第三の皮膚」。
彼は衣服と住居は皮膚の一部と捉えています。
ですから非常に機能的で、有機的な事が人間にとって最もふさわしい構造だと。

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ただ、デメリットもあります。最大のデメリットは「縮む」という事なんです。
そこから人間が手を加えるんですが、最も一般的な方法は「塩素」を使った防縮方法なんです。
これはウールのキューティクルであるスケールを取り除く加工です。
するとウールの機能は間違いなく低下します。
スマイルウールはウール自体の性能を最大限引き出す、オゾンによる防縮方法で この問題をクリアし、環境にも負荷をかけません。なんだか誇らしげです。気持ちいいです。

そんなスマイルウールですがいろいろなスタイルでリリースされています。
その中の一つ。初リリースから安定の人気のフーディー。
今季は新しく丈夫でウール分量が多くなった12ゲージシリーズが注目です。
これからの季節。雪や海水で冷えた体を「命を守る繊維」で快適に過ごしましょう。

KEEP PADDLING ! ENJOY WINTER!
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by r-peeps | 2016-10-30 16:50 | Products

身だしなみ

掃除をするのは単に綺麗にするだけではなく、「気」を入れる事だと教わりました。
「気」を入れると言うには、すなわち「気持ちを入れる」という事で、その行為はそこを見る人、や自分自身
に「気持ち」入れ、気持ち良く思ってもらう為である。

トイレの神様の一節 。「トイレにはそれはそれはキレイな女神様がいるんやで。だから毎日キレイにしたら女神様みたいにべっぴんさんになれるんやで」

いい歌ですね。

見えないところを一生懸命に気を入れるとその人自身が美しく、心も成長する。トイう大切さを歌ってます。とてもキレイですね。

さて、話は変わって、男臭さ満載の代表とも言える昔の武士はどうだったでしょうか。
身なりなど気にせず、頭もボサボサで刀を振り回しているイメージですが。
ところが身なりに大変気を使っていたようです。
彼らは常に「死」そして、関係する「相手」を意識していたようで、いつ死ぬかわからないこそ、いつ死んでも恥ずかしくないように身を美しく保つ事をしていたようです。朝風呂に入り、髪に油と香水。爪をとぎ、長さまでこだわっていたようです。 これが最後だと接しているからこそ、最後だという気持ちで人に接して、見えないところ、見られていないところに「気」を入れていたそうです。
なんと切腹の時は唇に紅をさして、相手に気を使っていました。
日本人の心ですね。
それは「死」に対して美学ともいう事でしょうか。 最近のオシャレ草食系男子とはちょっと違う気がしますが、やっている事は同じなのです。結構バカにできません。
相手に不快感を与えない表面的な事から、精神的には見えないところ、見られていないところに「気」を入れ、自らを厳しく律し、自己にも他者にも恥じない自分作りに日夜励んでいたようです。
スーパーストイックですね。

話が長くなりましたが、見られていないところこそ「気」を入れ、自分磨きでパウダーや旅に埋もれる。
こんなパンツをはいて。どうでしょうか?
隠れた定番アイテム。スマイルウールアンダーパンツです。日常からスノー、アウトドアなどどこでも「気」を入れられます 笑

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by r-peeps | 2016-10-16 18:25

尾州地区

アイデアは現場にある。
という事で今日は尾州地区へ行きました。
尾州といえば昔も今もウール物の織物や染色の産地。
昭和40年頃までは街じゅうに織物の織機の音が鳴り響いていたそうです。
その頃から比べ、いまでは10分の1に繊維関係工場は減ってしまいました。
が、しかし!!! そんな時代だからこそ、現代でも営んでいる方々は工夫と情熱で多くの困難を乗り越えてきたわけです。そこにはそれ相応の理由があるわけで、今回行った先の撚糸屋さんと染工場さんにもあるはあるは!アイデアの宝庫!宝の山!
撚糸屋さんと言っても、そこは並行して製品のニッティングも行っていて、ホールガーメント(無縫製)も含めて、最新の編機が入ってます。秋冬のビーニー などはこちらでお世話になってます。ここは元々は撚糸屋産だから、糸の組み合わせ次第ではアイデアは無限大なわけです。とても面白い物ができそうですが、あまりのアイデアの多さに僕らの頭の整理の方がまずは大切のように感じました。30年近く洋服に関わっていますが、まだまだ奥が深く、面白い事が山ほどあります。 次に行ったのが染色工場。ここの社長はとてもインテリジェンス溢れる方でした。学者のように繊維の知識が豊富で、聞いていてあきない話ばかりでした。改めて洋服の本質と天然繊維の素晴らしさを認識しました。 整理してまた書きますね。とにかく勉強になった1日でした。

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by r-peeps | 2016-10-04 16:47